KACSとは

この会は、京都造形芸術大学・通信教育部アニメーションコースに縁のあった教員・学生・卒業生の有志が集まって結成した研究会です。
研究・教育・制作の三つの方法を有機的に絡み合わせ、メンバー相互に研き合い、今日のアニメーション文化の発展に寄与してまいります。
 当面はコンピューターを使ったアニメーションに的を絞って活動を行いますが、コンピューターおよびアニメーションの概念は最も広く捉え、制作過程でコンピューターを利用するアニメーション表現、映像表現を対象にしてゆきます。

研究会代表:大西宏志(京都造形芸術大学准教授、映像作家)



かつてはCGというだけで驚かれた時代がありました。
しかし、コンピューターとCGソフトが行き渡って、机の上にライトボックスとコンピューターが並ぶようになった今、CGに何ができるかを考えることは大切なことだと思います。国際的なアニメーションの世界では、隠し味的にCGを使うか、キャラクターアニメーションでハリウッド的に使うか、大きくふたつの流行があるように思います。しかし、それだけではないはずです。皆さんの活動に期待しています。

研究会顧問:相原信洋(京都造形芸術大学教授、アニメーション作家)


研究会テーマ

  1. コンピューターアニメーションの表現特性の研究
  2.  
  3. コンピューターアニメーションの教授法の研究
  4.  
  5. コンピューターアニメーションの表現実践


 

上記、1~3のテーマを、a~eの方法を使って研究してゆく。
また、これらは個別に行われるのではなく、1~3を縦糸にa~eを横糸にして1枚の布を織り上げるようにして進められてゆく。 2009年度下半期は、主としてコンピューターアニメーションが置かれている現状の確認と現在に至る歴史的変遷をおさらいし、対象を俯瞰して見る視点(見取り図)を作りたいと思う。合わせて、メンバー各自の研究テーマを設定し、各々のテーマを見取り図の中にマッピングしてみる。

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